踊るディスコナイト

後のないアラサーサブカルクソ女のメモ帳

罪と夏というドラマ(リサイタル 真夏の俺らは罪なヤツ)

罪と夏。文句なしに良い曲だよね。音源もライブも楽しい。

作詞は「NOROSHI」と同じ人だった。どちらもタイトル回収がめちゃ素晴らしい歌がでサイコーですね。「8月のすべてをくれないか」とか「あら控え目なのねガールズ」とか、象徴的なフレーズとメロがエイトというアイドルのキャラクターと合ってていいなあと思う!

作詞:高木誠司 作曲:Dr.Dalmatian 編曲:Dr.Dalmatian、久米康嵩

で、罪と夏。まずタイトルから完成されている。

エイトはグループ自体が明るいヤンキー陽キャ感があるので、季節で例えると「夏」って感じがするが、意外と夏丸出しのシングルは無かったのでこの夏満開のシングル発売には大いに沸いた。

イントロのギターが最高に良いよね~~~色がついてたら黄色だと思う、砂浜スキップしてそうな音でサイコー。Aメロのギターとベースも良い。どこ切り取っても夏。ちょっとさわやかそうなメロがBで治安悪くなって、サビで伸びやかな感じになるところも良い。楽しい。「君は~~思い出じゃなくて好きなって~!!!」のところ、畳みかけるコーラスと抜け感で急にドラマチックになるのもサイコー。こう、出来事の全てにリアリティがなくなって「今って主人公かもしれない!」って現実の自分を俯瞰してる自分が見てる感じ…劇的な出来事のようになる感じがする。ひと夏の恋のビビッとくる感じがこのメロで出てて、どこか懐かしくなるのは若いころの万能感を自分が終えた後に出会った曲だからかもしれない。こうやって自分が世界の主人公だと思って楽しくて楽しくて、そしてちょっと寂しくてたまらなく愛おしい思い出ってあるよね。ある。

プロモーションビデオでメンバーが来ていたアロハがまたみんな可愛くて、私はヨコと錦戸が着ていたマリメッコに夢中になっていた。大倉が白地にレモンのアロハを着ていて、当時の夏コンでは大倉担がこぞって似た柄の服を着ていてほほえましかった記憶がある。

コンサートでも定番曲になっていったが、シングルのアゲ曲は移動曲になりがちなのでがっつり踊っていたのは16年のリサイタルぐらいの記憶しかない。これダンスもめっちゃ可愛くて好きなのでもっと踊ってほしかったし、2番サビ前の錦戸の「ダメだぜ?!」がまじで大好きなのでフルを聞きたかった曲でもあります。

16年のリサイタルオープニング曲だけど、このときの柄のシャツに柄のパンツを合わせて柄のジャケット着た上に柄のスカーフでキメるというヤバな衣装が本当に可愛いので絶対見てほしい。この衣装の横山裕まじですっごいかっこいいし可愛い。

ブルーレイにはマルチアングルがついておりO型三人が同じ画面なのだが、早々にグラサンを外し無邪気に笑顔を振りまいているすばるくんの左右で照明をギラギラに反射させた無表情の錦戸と大倉が踊っている構図になり、ぼっちゃんとSP感強くて面白いです。www.infinity-r.jp